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全方位スピーカーの製作

Update : 2021/1/12

久しぶりのスピーカー工作。 今回はネットで見た全方位スピーカーらしき物を作ってみました。
キャビネットとそれ以外の材質感が違いすぎて、手作り感満載です(笑)。



キャビネット
キャビネット キャビネット

散髪屋さんで勧められ、気に入って使っている「From Earth」の「Spash」。 詰め替え用ボトルがちょうど良い感じの大きさかな、と思ったのが今回の製作の始まりでした。

使い終わって空になったボトル2個の上面をノコギリで切り、断面をやすりで磨きます。

スピーカーとバッフル
スピーカーとバッフル

スピーカーユニットはいつ買ったのか、よく思えていない物...(笑)。 それとも誰かに貰ったんだっけかな?

バッフル板はべニア板を加工。 サークルカッターで思ったより綺麗に丸く切れました。 キャビネットが白色系なので、白く塗装してスピーカーユニットを取り付けました。

拡散体
拡散体

全方位スピーカーと言う事で、スピーカーから出た音を全方位に拡散する拡散体が必要です。 なにか良い物はないかなぁと探していた時に見つけたのがコレ。 100均で売っているコマ。

早速2個、購入しました。

拡散体 拡散体

拡散体は、円柱の木の棒を短く切った物を足にしてバッフル板に固定する事にしました。 1個の拡散体に対して、足が3本です。

ボンドと釘で拡散体に取り付けました。

拡散体 拡散体

こちらも白色に塗装しました。 コマはすでに塗装してあるので、なかなか塗料がのらず、苦労しました。

何回も重ね塗りして何とか塗装出来ました。

キャビネット配線と吸音材
キャビネット配線と吸音材

キャビネットは底の方にスピーカー端子を取り付けて配線。 また白色の吸音材をたっぷりと入れました。

後はスピーカーユニット部を取り付けるだけです。

完成!
全方位スピーカー 全方位スピーカー

バッフル板に拡散体を取り付け、スピーカーにキャビネットからの線材を半田つけ。 そしてバッフル板の側面にボンドを塗布してキャビネットに接着して完成! (と言っても途中、何回か音出しはしていますが)

キャビネットとそれ以外の材質感が違いすぎます(笑)。 それと拡散体を作っている時に、今どきなら3Dプリンターを使って作るんだろうなぁなんて思いました。

なにはともあれ最後に特性です。 ディップはありますが、まぁこんなもんかと。 パソコン作業しながら音楽を聴く分には全然問題なしですっと。 また一つ変なスピーカーが増えました(笑)。

転倒防止
転倒防止

背が高く、重心が上の方にあるので、よく転倒します。 と言う事で、転倒防止のために、100均で売っていた珪藻土のコースターを接着してみました。 もちろん、アスベストは含まれていない製品ですよ。


©みぞ