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時限式豆ランプの復活

Update : 2011/3/15

中学生か、高校生か...遥か昔に本を見ながら作った、「時限式豆ランプ」。
引っ越しの時に見つけ、その時は、あー懐かしいなと思っただけだっだのですが、最近、車内の明りに使えないかと思い初め...
そんなこんなで、復活させようと作業を開始したら思わぬミスを発見したり... さて、どうなる事やら。


むかーし、むかし
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思えば、この世界に足を踏み入れるきっかけになったと言ってもよいかも知れない私の大切な本、「エレクトロニクス バラック製作集」。 この本の回路はいくつか作ったのですが、その中の一つが今回の「時限式豆ランプ」。 トランジスタ2石とちょっと大きめの容量のコンデンサーを使った簡単な回路でボタンを押すと40秒ほど豆球が点灯して、自然に消える、という物。

ちゃんとケースに入れるところまで作ってるけど、豆球部分は線を切ってあるなぁ。 という事は豆球部分を作り直せば、また動くようになるかなぁ...と作業開始。

豆球 その1
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車内の明りとして使いたいのでちゃんと反射板も欲しいし、という事で100均で物色。 うーん、今はほとんどLEDライトなんですねー。 数少ない豆球のライトから良さそうなのを購入。

電池ケース部分はいらないのではずせないかな、といじっていたらバキッ!(笑)。 目的達成できました。 しかしバリがいっぱい残っているなぁ...さすが××製。 という事で鑢でゴリゴリ。

豆球 その2
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豆球部分はちゃんと取り付けて固定できるようにしたいので、どうしようかなぁと思っていたら...お、無印用品で買った小さい入れ物の蓋の大きさがピッタリ。 この蓋はもう使わないけど、何かで使えるかと取っておいたんだなぁ(笑)。

まずは豆球ライトの頭に線を半田付けして、ドリルで適当に穴をあけ、豆球ライトの頭と目玉クリップをネジ留め。 おー、なかなか上手く出来ましたっと。

取り外し可
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本体側は豆球部分と取り外し出来るようにミニジャックに変更してみました。 なかなか芸が細かい、と自画自賛(笑)。

間違い発見!
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本体と豆球を接続、電池も入れて動作確認...っと、あれ、豆球ぜんぜん暗い...

なんでーとよく見ると、「2SD1135」がついていた。 元々の本の回路は「2SD130」。 全然特性違うや〜ん。 さらに、よくよく見ると配線もなんかおかしい。 あらららら。

という事で修正。 「2SD130」はもう廃番なので、代替品の「2SD2012」を買ってきて、間違えないように半田付け。

動作確認
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そんなこんなで、ようやく修正完了。 ボタンを押すと明るく点灯し、40秒ほどで消えました。

どんな簡単な回路でもきちんと動くと嬉しいもんです。 やったね!(笑)

ケース
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豆球はクリップで留められるので良いけど、本体は...と、あたりを見回すと...以前に使用していたシザーバッグ(チョークバッグ?)がぴったり。 これも取っておいてよかった(笑)。

あとは設置するだけですな。

完成
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本体は鞄等を入れるために置いている籠にぶら下げ、豆球部分はヘッドレストにクリップで留める。 ケーブルはできるだけ床やシートの後ろに沿わせて不恰好にならないようにっと。

これで完成、すべて終了! ボケボケの写真ですが、こんな感じでホワッと灯ってます。


©みぞ