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ケルトン式サブウーハーの改良

Update : 2021/2/11

以前に製作したケルトン式のサブウーハー。 ちょっとモコモコ感があったので改善を試みました。
さて、どんな音になるでしょうか。


分解
分解 新バッフル板

ガッツリと木工用ボンドで接着してあったのですが、分解しないと始まらない。 と言う事で、バッフル板を壊しつつ分解しました。 上下の箱の縁に残ったボンドは鉋で削って、綺麗にしました。

バッフル板は新たにMDF材で製作。 前回と同じように黒色に塗装して仕上げました。

吸音材
吸音材 吸音材

音のモコモコ感を改善する為に、吸音材を入れてみました。

イロイロと入れて、音を聴いてと試しましたが、結局、上下の箱にしっかりと吸音材を入れるのが一番良い感じがしました。

密閉型スピーカーの接着
組み立て 密閉型スピーカー

まずは下箱の密閉型スピーカーの組み立て。

吸音材をしっかり入れて、たっぷりと木工用ボンドを塗布。 で、位置をしっかり合わせてバッフル板を張り合わせ。 はみ出たボンドをウェットティッシュで拭いた後、クランプでしっかり固定。

この状態で2日ほど寝かせました。 また、今回はスピーカーの周辺も密閉性を良くするためにボンドを塗布しました。

空気室の接着
組み立て

お次は空気室の接着です。

こちらも吸音材をしっかり入れて、たっぷりと木工用ボンドを塗布。 位置をしっかり合わせて張り合わせました。 クランプは長さが足りないので、輪ゴムで固定した後、本などで重しをして、やはり2日ほど寝かせました。

十分乾いた後、念のために接着した隙間に少しボンドを塗布して乾燥。 これで空気漏れ対策はバッチリでしょう。

完成
ケルトン式サブウーハー 特性

と言う事で完成しました。

周波数特性はやはりピークが目立ちますが、出てくる音はモコモコ感が無くなり、スッキリした印象です。 と言う事で、改良した甲斐がありました。


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