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Studβ 改造 その7

Update : 2019/9/3

大いなる実験用楽器(笑)。 今回は2つのピックアップからの出力をミキシングする回路を作り直してみました。


アルミプレート
プレート

Studβの改造 その5で作成したミキシング回路ですが、ちょっとノイズが出るようになってしまいました。 で、対策として、アルミプレートを作成してグランド強化を試みてみました。

基板を取り付け
ミキサー ミキサー

作成したプリントに基板を取り付けました。 部品位置と穴位置を合わせるのに注意しましたが、上手く取り付けることが出来ました。

Studβに取り付け
ミキサー

Studβに取り付けました。 で、音を出してみたのですが...ノイズは改善しませんでした。 何が原因か探ろうとしたのですが、部品を詰め込んでいるので、ちょっと手が出ない状態です。

新たになミキシング回路
回路図

直せないなら新たに作ってしまえ〜、と言う事で(笑)。 回路は初段をFETに変更。 こちらの方がシンプルな感じがします。

他は前回とあまり変わっていませんが、狭い場所に詰め込むのはヤメにします。

基板
基板 基板

事前にKiCADである程度、部品配置と配線を考えてから制作を開始しました。 基板サイズに余裕があるなぁと思って作っていたら、案外そうではなく、ギリギリでした。

アルミケースに組み込み
アルミケース アルミケース

今回の基板はアルミケースに組み込んで、Studβの背面に取り付けます。 と言う事で、ジャックやボリュームの配置を考えて穴あけ。 そして組み込んでいきます。

ボリューム以外は全て蓋側に取り付けました。 本当はどちらかにまとめられると良いのですけれどね。
本体に取り付けて完成
新ミキサー 新ミキサー 新ミキサー

本体にケースをネジ止めして蓋を閉めて完成! 電池は側面にホルダーをネジ止めです。 電源スイッチはなく、Output側にシールドケーブルが差し込まれると電源Onするようになっています。 電源LEDはもう少し暗くても良かったかな(笑)。

で、サウンドチェック。 ノイズもなく良好です。 これでラインセレクター/ミキサーを持っていく必要がなくなり、シールド線が床に広がることもなくなります。

と言う事でスッキリと完成しました。


©みぞ