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ราชอาณาจักรไทย旅行記 '06.1.6

Update : 2007/7/19


さわやかな朝

結局浅い眠りしかできなかった。 熱は上がらなかったがちょっとだるい。 しかしやっぱり初の海外旅行って事でテンション上がっていて、それが全てを凌駕してる感じ。 ということでバイキング形式の朝食をしっかり摂る。 フルーツがおいしい。

Wat Phra Keo(エメラルド寺院)
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ツアーの観光、ということで有名どころを。 まずはエメラルド寺院。 バスを降りたとたん、日傘はいらんか、とか帽子はどうだ、とか(笑)。 さすがに有名な観光地。 観光客がめっちゃ多い。 ブルーのTシャツで胸の所に韓国の国旗、背中には「KOREA」と書いた一団。 年は高校生くらいかな。 ってことは修学旅行? すごいぞ韓国。 引率の先生も大変そうで。

さて、ここは1784年に、国王ラマ1世が建立した寺院で、タイで最も格調の高い寺院だそうだ。 現在は、国家的儀式や祭典の場、迎賓館として利用されているそうなので閉館と時もあるみたい。 エメラルド寺院と呼ばれているのは、本尊であるエメラルド色をした翡翠の仏像にちなんでいるらしい。 で、このエメラルド仏はアジアの各地を変遷した伝説をもち、最後はラオスのビエンチャンから、現王朝の始祖ラマ1世がバンコクに持ち帰ったという。 要は戦利品ちゅう事で。

3つの塔は全部様式が異なる。 仏教、ヒンズー教などが入り混じってる、ということか。 ヤックと呼ばれるものごっつい守護神とか目を見張ような彫刻や仏像が多い。 権力と財力の象徴って感じやな。

他には修繕中だったが上はタイ風、下はヨーロッパ風の建物とかもあった。 さすがは東西文明の合流地点。 ごっちゃまぜだが面白い。 しかしここは見ごたえがあるし、なにより広い。 そして当然暑い(笑)。

見学後、皆でバスを待っていたらガイドさんがミネラルウォーターを配ってくれた。 はー、生き返る。

Wat Arun(暁の寺)
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お次は三島由紀夫の小説・豊饒の海第3巻「暁の寺」のモチーフにもなった壮大な寺院。 ちなみに私はその小説を読んだことは無いので知らない。

エメラルド寺院からバスに乗って移動。 しばらくするとちっとも進まない。 しまいには警察によって通行止めに。 そんなバスは強引にUターンして別の道へ。 さすがバンコク。 で、道端で下ろされる。 へっ、と思いガイドさんの後を付いて行くと怪しげな市場へ。 これ何の魚やろ、とかココナッツやフルーツが美味そう、とか思いながら進むと船付き場へ。 目の前にはチャオプラヤ川。 20人乗り位の船やもっと小さな船が行ったり来たり。 そうこうしてるうちに私達も乗る。 どこまでいくんかな、と思ったら向こう岸へ渡るのみ。

ということで着きました、暁の寺。 アユタヤ時代に建立され、次のトンブリ時代には王室の守護寺院として第一級の存在だった、本尊アルン仏を祀る寺院だそうで。 陶器の破片などが埋めこまれている鮮やかな大仏塔。 高いっちゅうねん。 70メートルを超えるらしい。 急な階段がついていて昔は結構上まで行けたそうだが、やっぱり事故が多いそうで今はだめ。 それでも少しば登れる。 しかしまぁ降りるのが怖いくらい急な階段。 そら事故もおこるわな。

写真をいっぱい撮ったが生憎の曇り空。 晴天やったらもっと綺麗やろなぁ。 というかバンコクの1月はほとんど雨降らないはずやのに... はっ、ひょっとして私、雨男なんか(笑)。

日本の観光地とかで、キャラクターの顔の部分がくりぬいてあって顔だけ出して写真撮るのがあるがタイにもあった。 でもひとつ違ったのは下のほうに小さく40バーツ、と書いてある。 つまり有料(笑)。

Wat Pho(涅槃佛寺)
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再びチャオプラヤ川を渡り市場を抜けるとそこは涅槃佛寺。 ここは中国の文化とタイ文化の混合様式の代表的な建築の一つだそうで。

黄金に輝く巨大な涅槃仏。 でかい、でかい、とにかくでかい。 50mくらいかな。 足の裏の大きな螺鈿細工画もごっついなぁ。 ちなみにこの仏さん、偏平足。 仏教では扁平な足はその人が超人である事を示すらしい。 そしてこのお寺、Wab Pageがあります。

昼食

COCA、というお店でタイ風スキヤキ。 つーかタイ風スキヤキってなんや(笑)。 ここは観光客向けの有名なお店らしい。 IH調理器を仕込んだテーブルに鍋があり、店員さんがそこにガシガシ具材を突っ込む。 なんの肉やねん、と思うものもあり。 だがそんな事を気にしたら負け(笑)。

煮えたらおわんに取り分けてくれてそれ食え、って感じ。 無くなるとすぐに器に盛ってくれる。 いまいち落ち着かないが、ガシガシ食べる。 最後はタイ米でおじや。 味もそうだが、日本人をよく研究しているなぁ(笑)。 美味しかったが量も多かった。 おなかいっぱい。

そうそう、ここで飲んだオレンジジュースがめっちゃ美味しかった。 甘味は足してあるかもしれないがもう濃厚、という感じで。 このお店、日本にも東京や名古屋に支店があるようで、日本支店専用割引券(\1,000)がいっぱい置いてあった。 ごっそり取ってくればよかったな。

さてバスにのって次なる地へ、と思いきや事件発生。 従兄が店に財布を忘れてきた、ということで大慌てで取りに戻る。 無事ありました。 よかったね。

ショッピング

宝石とか雑貨とかのお店へ。 はじめはみんな眺めてるだけだったが、後半はいろいろ購入。 さすがに宝石は買わへんかったけど。 多分街中のバザールとかの方がもっと安いのだろうけど、それでも十分安いなぁ。 お土産とか自分用に気に入った雑貨なんかを購入。

夕食
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渋滞のバンコクを抜け、高速に乗りアユタヤに移動。 で、夕食。 ここも観光客向けのお店。

あ、バンドが入っている。 最初はカーペンターズを演奏してたりしたのだが、日本人が入ってきたと思ったのか、「昴」とか「上を向いて歩こう」とかに。 別にそんなんはええのやけど、と思ってると奥の席から拍手が。 見るとちょっと年配の日本人ご一行様。 そういうもんなんですね(笑)。

料理はちょっと辛めのもあったりで美味しかったな。 相変わらず量が多い。 昼に見てからずっと気になっていたココナッツ丸ごとのジュースがあったので注文(笑)。 思ったよりあっさりしていて、かなり甘い。 これ暑いときに外で飲んだらもっと美味しいやろな。

アユタヤ・ライトアップ
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ゆっくり夕食を摂っていると、急げ、急げという声が。 今日の最後はアユタヤ遺跡のライトアップを見るのだが、もう終わる時間が近いらしい。 ということで急ぎ移動。 途中ナイトバザールみたいなのをやっているところがあって面白そうやなぁ、とバスの中から見る。

そんなこんなで遺跡へ。 もっと観光客がいるのかとおもったら全然。 もう終了間際だからかな。 なかなか幻想的できれいやなぁ。 写真をとろうとするもボケボケで全然だめ。 ちゅうことであきらめる。 これはこれできれいやけど、昼間じっくり見て回りたいなぁ。

ところで、従兄の奥さんが、オリオン座って日本やったらもっと縦になってないかなぁ、と。 たしかにそんな気がするなぁ。 南に来てるからかなぁ。


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