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フリスクベースアンプスピーカーの製作

Update : 2018/5/9

以前、ベース用ヘッドアンプを作成したのですが、もっと手軽に音を出したい、と思い小型のアンプスピーカーを作成してみました。
フリスクサイズにしよう、というコンセプトは悪くはなかったのですが...


オリジナル基板とデジタルアンプ
オリジナル基板

ベースは出力インピーダンスが高いためにハイ受けする必要があるのですが「とにかく小型」と言う事で、ちょっとしたこうさく その3にも載せましたが、お勉強も兼ねてオリジナル基板を作成しました。

ボリュームは波動スピーカーらしき物の製作で使用した100均のボリュームアンプで取り外した部品を再利用です。 こちらも専用の基板も作成しました。

デジタルアンプ

Amazonで売っていた10枚で250円のデジタルアンプ基板です。 class Dアンプは「PAM8403」で3W+3W品ですね。 1枚当たり、25円とは... まぁ凄い時代になったものです。

フリスクアンプの製作
基板A面 基板B面 ケースと基板

基板に部品を実装して、配線します。 ケミコンの高さがちょっと厳しいですが、なんとかフリスクのケースに収まりました。 しかし、前段のバッファ回路がアンプより大きいです(笑)。

ミントスピーカーの製作
スピーカーボックス

スピーカーボックスは少しでも容量を稼ぐため、一回り大きいAEONのミントタブレットのケースにしてみました。 スピーカーはいつぞやに購入した小型の物です。 いつ買ったんだっけか?(笑)

クリップ
クリップ

アンプボックスとスピーカーボックスに分かれている訳ですが、これを手軽にベースにどう取り付けるか、と考えた結果、大き目のクリップに取り付けてベースのストラップに挟めばどうか、と考えました。

で、100均へGo! ありました、ちょうど良さそうなクリップが(笑)。

クリップに取り付け
スピーカーボックス スピーカーボックス スピーカーボックス フリスクベースアンプ

アンプボックス、スピーカーボックスを黒色に塗装してから基板やスピーカーを組み込み配線。 出来上がったアンプボックス、スピーカーボックスをクリップにネジで止め、さらにスーパーXでガッチリ固めました。

スピーカーは保護のため、これまた100均で購入した網戸補修セットを全面に貼っています。

電源はCR2032ボタン電池を2個使用しています。 デジタルアンプの絶対最大定格を超える可能性がある為、ダイオードを1個かましてます。 勿体ないですが...

完成...だけど...
フリスクベースアンプ

そんなこんなで無事完成したのですが... 思いっきりディストーションサウンドです(笑)。 普通に音楽を再生する分には問題ないのですが、楽器はピークが大きいため難しいですね。 ちゃんとした音を鳴らすには前段にコンプレッサー等が必要な感じです。

コンセプトは良いと思ったのですが、まぁこんなこともありますね(笑)。


©みぞ